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うしお丸の目的と船体延長・改造の経緯

北海道大学水産学部では「おしょろ丸」「北星丸」「うしお丸」の3隻体制で長年、漁業調査、実習を行ってきました。本船「うしお丸」は平成4年9月に本学小型調査船として三井造船株式会社・讃岐造船株式会社で建造され、約9年間にわたって函館近海の内浦湾、陸奥湾、津軽海峡を中心に漁業調査・実習を行ってきました。しかし、老朽化した「北星丸」が廃船となるに伴い、本船を拡張して従来より広域で規模の大きい漁業・海洋調査と教育・実習が可能なように、船内諸設備の拡充と、調査観測機能の向上を図ることとなり、平成14年3月、函東工業株式会社にて船体延長工事を行い、現在に至っています。

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うしお丸で行われる実習等

1. 実験・実習の範囲

物理海洋学、化学海洋学、生物海洋学、海洋生態学、資源生物学、漁業資源計測学、行動資源計測学、水産資源開発工学

水産学部での授業科目

「海洋生物科学科沿岸実習」【H28年度シラバス(pdf)

「沿岸実習」       【H28年度シラバス(pdf)

※上記の他、水産学部「卒業研究」や水産科学院「特別研究」(修士論文・博士論文作成)のために乗船しています。

2. 漁業の種類

船尾トロール漁業、延縄漁業、刺し網漁業、一本釣り漁業、イカ釣り漁業等

3. 主要な調査研究の対象

  1. 海洋に関する物理学、化学、生物学、生物生産学
  2. 海況および漁況変動、生物資源の変動、漁場管理学
  3. 漁具と漁法、漁具設計に関する応用物理学
  4. 魚類、頭足類、ほ乳類の生態学、プランクトンベントスの生態学
  5. 漁業機械に関する能率および安全工学
  6. 漁業測器に関する水中音響工学、資源計測学
  7. 水産生物由来の道成分の探索

うしお丸に乗船を希望する方へ

本学の教員・学生の他、学外の研究者等の方もうしお丸を利用できます。

詳細につきましては、余席共同利用をご覧ください。

主要目

主要寸法他

長さ(全長) 39.39m
長さ(垂線間長) 33.74m
幅(型) 8.10m
深さ(型) 3.00m
満載喫水(型) 2.60m
総トン数 179トン
国際総トン数 286トン
航海速力 11.0ノット
航続距離 約2,200海里
最大搭載人員
(乗組員16名、教員・学生17名)
33名

主機及び発電機

主機関 ヤンマーM220-SN 809kW×800rpm 1台
推進部 可変ピッチプロペラ 1台
主発電機 200kVA 1台
軸発電機 160kVA 1台
非常用発電機 45kVA 1台
バウスラスタ 1.0t-m 55kW 1台
スタンスラスタ 1.0t-m 55kW 1台